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私たちだからこそできる、
5つのSDGs


SDGs(エスディージーズ)とは、持続可能な社会を目指す目標です。平たくいうと「人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標」です。
全部で17のジャンルがあり、多くの企業が少しでも多くの項目で目標を達成できるよう取り組んでいます。
SSフーズではSDGsが叫ばれる前からこの問題に取り組んできました。SDGsという世界の共通言語ができた今も、SSフーズは私たちだからこそできる、そして私たちにしかできないことで地球に貢献していきます。

❶ 廃棄される骨を再利用した「骨スープ」

これはSSフーズの生業、そして20年前から取り組んでいることでもあります。

もともと廃棄されるはずだった豚や牛、鳥の骨をラーメン屋さんのスープにというところから事業がスタートしています。

動物の骨にはうま味成分や多くの栄養素が含まれており、じっくりと煮込むことでコラーゲン、ヒアルロン酸、カルシウム、アミノ酸などがスープに溶け出し非常に栄養価が高くなります。

本来これらの栄養素は健康維持はもちろん、美容の面でも効果を期待できるものです。さらに注目すべきはタンパク質です。

骨スープには私たちの体を作るタンパク質が豊富に含まれており、普段の食事に加えるだけで十分な量が摂取可能となります。

SDGsにおいてはフードロス削減という切り口で注目されていますが、元々動物の骨は様々な上記のようなメリットに加えてラーメン店ではスープを独自の味としてお客様に提供できるという面もあります。

私たちはこれからもフードロス削減に寄与しながら、ラーメン店さんの成長と発展をサポートしていきます。

❷「豚骨スープで走る」配送トラック導入

なんだ、それは?ですね。

私たちは「資源を循環させること」そして「未来に資源を残すこと」にも取り組んでいます。
それが豚骨スープ、つまり動物性油脂のバイオディーゼル燃料を使って走るトラックを使う、ということなんです。

福岡県にある西田商運株式会社さんと連携し、SSフーズグループで使うトラックは順次バイオディーゼル燃料式に変えていきます。

西田商運さんは10年以上前に植物性バイオディーゼル燃料の製造に成功し、継続使用されています。
その後、ラーメンの飲み残しスープ(動物性油脂)からもバイオディーゼル燃料を生み出す仕組みを完成させ、自社で実用しています。
動物性油脂のラーメンスープはお店にとっても廃棄に費用がかかり、排水管の汚染や悪臭の原因にもなります。
燃料として再利用する仕組みを導入すればそれを改善することができ、なおかつ燃料も生み出すことができるのです。

まさに資源を循環させることで他への悪影響を軽減させ、しいては大切な資源を未来に残すことにもつながります。SSフーズはバイオディーゼル事業に積極的に取り組むことで環境改善を牽引します

❸ 生産から加工、流通そして販売までを一気通貫で担う

SSフーズは、自分たちが販売する商品にもこだわります。

信頼のおける商品を販売するには信頼できる仕入れを行う必要があると考えます。
そのために、起点となる生産から加工、販売まですべてに携わっています。

協力会社とともに養豚場を運営し、自分たちで製造した肥料を使いどんなエサを食べて育ち、どんな場所でどのように加工されたかもすべて把握したうえで商品を仕入れています。

そうやって安心できるものをラーメン店さんに提供しています。
地元企業と協力し、生産から加工、流通・販売を担う6次産業化することは地産地消にもつながり、地域の活性化のみならず食物運搬にかかるエネルギー消費の削減にもつながると考えます。

今後は回収した骨から飼料の製造にも取り組み、資源の循環にも寄与したいと考えています。

❹「豚骨リサイクル」の実現

「ゴミの減量化」「資源の有効活用」の概念から始まった「豚骨の肥料化プロジェクト」。
豚骨は有機肥料として農作物を育てるのに必要な窒素3%、リン酸20%が含まれている立派な肥料です。
「回収⇒乾燥⇒ふるい⇒仕分け」などを経て配合肥料屋に販売をしますが、独自で耕作放棄地(使われていない農地)を利用し有機肥料・無農薬でネギを作り、カットネギとしてラーメン店への販売も行っておりました。

ゴミとされていた炊きガラの回収によりゴミの減量化と廃棄料が減り、有機肥料により土壌の活性化とネギへの栄養素の確保が「豚骨リサイクル」によって確立出来ました。

現在、名古屋では行っておりませんが横浜・福岡で回収、肥料化(乾燥)を行っております。(※2024/10現在)

❺ SDGs私募債を用いて教育分野を応援

SDGs私募債とは、企業や団体が持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するためのプロジェクトや取り組みを資金調達するために発行する債券です。

通常、私募債は特定の投資家に限定して販売されますが、SDGs私募債の場合、その資金が社会的な課題の解決や環境保護、持続可能な発展に向けた活動に使われるのが特徴です。

たとえば、教育の質向上や再生可能エネルギーの開発、貧困削減など、SDGsに関連するさまざまな取り組みを支援するために使われます。

SSフーズはSDGs私募債を通じて教育分野を応援し、質の向上を目指しています。

SSFOODS_ロゴ

私たちSSフーズは豚や牛、鳥の残さを処理場に運ぶことから事業を興し20年間無駄なく、誰の何の役に立てるかを追及してきました。

その結果が環境や資源、地域への還元であると考えます。

20年という一つの節目を迎えましたが留まることはなく、私たちだからこそできること、私たちにしかできないことでお取引先様や仕入れ先様、地域、環境、関わってくださるすべてに貢献できるよう邁進いたします。